介護者がショートステイを利用する気持ち

介護者がショートステイを利用する気持ち

 

私は、母と同居している母方の祖母(要介護5)を11年間、在宅で介護しました。祖母は自分で起きたり、トイレに行ったりはできませんでしたが、認知症にはなっていないため、意思疎通は十分できました。在宅で介護したい、また生活したいというのが、母や祖母の考えだったので、私も協力して家族みんなで介護をしていました。

 

朝、服を着替えさせて、おむつをかえ、車いすにのせてダイニングまで連れてきて、食事を準備すれば、祖母は自分でなんとかご飯を食べていました。食事が終われば、少し起こしといて、またベッドに行きたいと言えば連れていって、寝かせる。この繰り返しです。

 

祖母は嫌がらずに隔日にデイサービスに行ってくれてましたが、家では全ての介護を母が中心となって、毎日行わないといけないため、最初は慣れない介護で本当に母も疲れていました。そのため、ケアマネージャーの方がショートステイの利用を提案してくれました。

 

しかし、その提案が母には非常にショックだったようです。ケアマネージャーとの信頼関係の問題もあると思いますが、母には「あなたがちゃんと介護していないから、時々施設に預けて、ちゃんと介護してもらったらどうだ?」という風に言われたととれたようです。

 

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母は自分の介護が十分でないと否定されたような気持ちになったみたいで、非常に悲しんでいました。私はその誤解をしっかりと解くように話を母と重ね、少しずつショートステイを利用して、母にも祖母にも慣れてもらうようにしました。

 

祖母がショートステイに行ってる間に、私が母とお出かけして一人で母が楽をしてるような気持ちにならないよう気をつけたり、祖母には「別荘(ショートステイ)」に行ったらいい食事だよ?と楽しく話をするようにしました。

 

お互い少しずつ慣れてきたので、そのあとはあまり抵抗なく母も利用していきました。それから、私は思い切ってケアマネージャーを変えました。やはり、母の気持ちに沿ってくれる方に、また母が話しやすい方にお願いするのが1番だと思ったからです。

 

かなり大変でしたが、次にお願いしたケアマネージャーさんとは母もうまくいき、さらに介護がうまくいくきっかけとなりました。